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進む地方自治体のキャッシュレス化 現金以外での手数料支払いが可能に

2023年07月10日更新

PickUp記事:手数料キャッシュレスで 住民票交付やごみ処分 花巻市【岩手】(岩手日日新聞社2023.06.01)

今年6月より、花巻市で住民票の写しや印鑑登録証明書などの交付手数料支払いに、キャッシュレス決済が利用可能となりました。

これまでは現金支払いのみでしたが、現在は、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済が利用できるそうです。

このようなキャッシュレス決済導入により、現金の受け渡しが不要になると、窓口での手数料支払いにかかる時間を短縮できたり、現金管理など職員の手間を削減できたりするので、業務効率化が図れるほか、市民の利便性も向上すると期待されています。

近年、地方自治体などの窓口におけるキャッシュレス決済を推進しようと、国による法の整備などが進められている模様です。

現金以外での支払いが可能になるキャッシュレス化の推進は、市民生活の利便性や職員の業務効率が良くなるだけでなく、現金の受け渡しを介さないため、コロナウイルス感染症の蔓延防止などにも寄与します。

今回のようなキャッシュレス決済の導入は、スマートフォンの普及やコロナ禍など、時代の変化がもたらす新たなニーズに対応可能な取り組みとなりそうです。

地方自治体によるキャッシュレス化の取り組み 花巻市が手数料支払いにキャッシュレス決済導入

我が国のキャッシュレス決済額及び比率の推移(2022年)

(引用:経済産業省公式HP‐ニュースリリース-ニュースリリースアーカイブ-2023年度4月一覧-2022年のキャッシュレス決済比率を算出しました~キャッシュレス決済比率は36.0%、決済額は初の100兆円超えに拡大~

今年の6月、本庁と各総合支所の証明書発行窓口および、市清掃センターにおける手数料の新たな支払い手段として、花巻市はキャッシュレス決済を導入しました。(詳細については、https://www.city.hanamaki.iwate.jp/kurashi/todokede/1011490.html

 

現金を介さない手数料支払いが可能となることで、市民の利便性が向上するとともに、窓口での事務手続きや金銭管理の負担が軽減され、職員の作業効率化にもつながると期待されています。