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自ら収穫する「野菜のサブスクリプション」サービス 農業課題への貢献も

2023年06月12日更新

PickUp記事:【愛知県岡崎市】八百屋で野菜を選ぶように食べたいものを収穫できるサブスク「GGfield」(STRAIGHT PRESS【ストレートプレス】2023.04.24)

プラン定額制で利用者が自ら野菜を収穫できる「野菜のサブスクリプション」サービス「GGfield(ジージーフィールド)」が4月より開始されています。

 

このユニークな農業関連サービスを提供する松本自然農園は、無農薬・無化学肥料で多品目の野菜を栽培。消費者とのつながりを重視しながら、直接宅配、またはインターネットによる通信販売を行ってきました。

 

そして今回、岡崎市と豊田市にある農園で新たに本サービスを始めた訳ですが、サービス利用者自らが「好きな時に好きな野菜を好きなだけ収穫」するシステムにして、通信販売では難しかった、消費者と生産者が直接やりとりできる機会の創出を考慮したのだそうです。

 

また、消費者が直接農園に出向くので、これまで通信販売で生じていた個別配送コストや、ガソリン等の化石燃料による環境負荷の増加が軽減されるほか、「収穫~出荷」までの農作業の負担を減らせるため、農業事業者の労働力不足解消および労働時間削減と言ったメリットが得られる仕組みとなっています。

 

さらに、消費者にとっても、生産者と対話できたり、定額制を活用した野菜の購入費用削減が可能であったりと、さまざまなメリットが期待できます。(詳細については、https://ggfield.jp/?page_id=2

 

加えて、大人だけでなく子どもも利用可能な本サービスを通して、食育の機会をより多く持てるようになるのではないでしょうか。

 

このように、生産者と消費者双方ともに、多くのメリットが得られる可能性のある本サービスですが、実際、「都市近郊農業における新しい生産・販売方法のひとつ」として、今回の取り組みを「多くの農家が採用できるようシステム化・プラットフォーム化」していくことを、同農園は視野に入れているそうです。(詳細については、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000119989.html

 

新たな農業関連サービス「GGfield」 利用者が収穫する「野菜のサブスクリプション」