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『良品計画の地域との“ソーシャルグッドな”取組みについて』~③~

2021年03月01日更新

講師:株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部 ローカルグッド担当課長 高橋 哲

地域との取組みについて なぜ安房・南房総なのか?

いよいよ地域との取組みについてという事で、安房・南房総地域での活動をご紹介させていただきたいと思います。

そもそも、何故安房・南房総なのかという所をちょっとお話させていただきます。鴨川というと、大体京都の鴨川か、関東の方だと鴨川シーワールド思い浮かべるかと思うのですが。海のイメージが一番強い地域です。ただ、少し内陸に入りますと、棚田がございます。東京から一番近い棚田という事で、「大山千枚田」という棚田が有名かと思います。こういった地域ですと、海も山もある、非常に恵まれた地であると考えております。鴨川というのはこの右下の辺りのちょっと濃いピンクで囲ったところ辺りです。大体100キロ位になります。他に100キロってどんな所があるかといいますと、一番わかりやすいのは小田原・箱根辺りが実は100キロとなります。これは東京の大きい区のあたりを中心にしているのですが、そうした所と比べると鴨川は、私見ですが落ち着いた印象があるのが正直な所です。ただ、先ほど少し触れましたが、例えば日本の原風景が残る様な非日常的な空間であったり、東京から一番近い山も海もあります。そういった所を未来に残すべき場所なんじゃないか、事で我々良品計画として鴨川を中心とした安房・南房総地域での取組みをスタートさせていただきました。